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伊藤 公二 院長

KOUJI ITO

歯周病専門医として、予防重視の体に優しく美しい歯の治療を実践。

日本大学歯学部を卒業後、大学院へと進み、東京ガス保健診療センター勤務を経て、1991年、神田駅や大手町駅に近い当地で開院。

伊藤 公二 院長

伊藤 公二 院長

伊藤デンタルクリニック

千代田区/内神田/神田駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

歯科医師の家系に育ち、自らも同じ道へ。

伊藤 公二 院長

実家は祖父の代からの歯科医なんです。祖父、父、それから兄もそうでした。子供の頃は、兄もいたことだし、歯科医師になろうという気持ちはそんなでもなかったんです。でも、兄や父が話をしているのを横で聞いているうちに、「じゃ、僕も」となっていったんですね。
日本大学歯学部を卒業後、大学院へと進み、東京ガス保健診療センター勤務を経て、1991年に歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の『伊藤デンタルクリニック』を開院しました。大学がお茶の水で、東京ガスが浜松町。また、学生時代にお手伝いをしていた先輩の歯科医院が蒲田にあって、それまで担当させていただいた患者さんが通いやすいところということで、JR神田駅・銀座線神田駅、東京メトロ大手町駅より徒歩5分の今の場所に落ち着きました。
週末は、今も実家のある新潟に帰って患者さんを診ています。私が30歳になるかならないかの時に始めたことですので、もう30年が経つ計算でしょうか。大変は大変ですけど(苦笑)、新幹線に乗ってしまえば2時間くらいですからね。最近になって退官となりましたけど、兄は大学に残り、私もこちらに医院を構えたものですから、実家を継ぐ人は誰もいなかったんです。育ててくれた両親や郷里の人達に対して、せめてもの恩返し、ということになるのかもしれませんね。

患者さんのニーズを大切に。

伊藤 公二 院長

患者さんのニーズに応えられるようにということを第一に考えています。そのニーズが歯科医師として私がベストと思う治療にマッチすればそれにこしたことはないんですが、時間的なこともありますし、費用のこともありますから、なかなか全てがそうとはいきません。ですから、「今回はここまでにしましょうか」となった患者さんに対しては、今後予期される症状についてご説明し、その徴候が見えるまでにお越しくださいと伝えるようにしています。
歯科治療とは家を建てることと同じだと私は思うんです。例えば、柱を立てる前に整地をするのは、歯周病の治療や根の治療に例えられるかもしれません。そこから柱を立てて壁を作るのが、義歯(入れ歯)やインプラント治療といったところ。義歯であれば、5年くらいをめどにリフォームしなければいけないところも出てきますよね。
患者さんのニーズに応えることは、部分的な補修を施していくことが大方かもしれません。それプラス、恒久的な機能の回復と維持を目的に、長いスパンで患者さんのお口全体のケアをしていければと思っています。

歯周病の専門医として、定期検診を重視。

伊藤 公二 院長

歯周病に関しては、昔に比べればだいぶコントロールがされてきていると感じます。歯周病に罹っている人のパーセンテージとしては変化がないかもしれませんが、その中で軽度、中度、重度と分けた場合、重度の部類はかなり少なくなってきていると言えます。初診でいらっしゃる方を見ても、歯が抜け落ちる一歩手前のような、重度の方はまず見かけなくなりましたね。
とはいえ、コントロールが行き届いてない方がまだ相当数いらっしゃることも事実です。これはひとえに、歯周病に自覚症状がないことが起因しているかもしれません。自覚がないまま症状が進み、ある時歯ぐきが腫れて、それを繰り返しながら悪くなっていく人もいます。その腫れは自然に引いて治ってしまったように錯覚するんですが、実際は放っておけばさらに悪化していくだけです。 疑いのある人はもちろん、そうでない人も定期的な検診をお受けになっていただきたいですね。歯周病を予防するにはそれが最も効果的です。

スタディグループで得た情報を現場に活かす。

1人でやっていると私たちは、言ってみればお山の大将のようなものなんです(笑)。それを避けるためには、誰かに自分の治療を評価してもらう必要があると考えています。私がグループの発足当初から参加している『救歯会』では、会員同士でケースプレゼンをおこなっています。治療例を皆の前で公開し、「なんでここはこうしてるの?」と指摘を受けていくわけです。それによって気づかされることも多々ありますし、次にはそれを治療にフィードバックしていくことが可能になります。
また、グループには各方面の専門家が参加しています。歯科と一口に言っても、私のような歯周病を専門としてきた人間から、入れ歯に代表される補綴に詳しい方など様々な人がいますから、その道に長けた専門家にアドバイスをいただくことも出来るわけです。自分の殻に閉じこもるのではなく、常に目を外に開いていくことで、患者さんに誠実な医療を提供していけるものと考えています。

これから受診される患者さんへ。

歯周病に関して言わせていただくなら、これだけ医療が進化した時代にあって、おひとりおひとりの"抵抗力"というものは、いまだにわからないまま、という現実があります。歯周病を発症させる菌はわかっています。ですが、それが例えばたくさん付いていれば悪くなるというわけではなく、人により、症状の進行具合は違っているんです。
とは申せ、歯周病菌がピークに到るのは3ヶ月くらいだということがわかっています。とすれば、3ヶ月周期でお口をクリーニングしてあげれば、歯周病の進行を防げることに間違いはないということです。
具体的な症状がなくとも、定期的なクリーニングを習慣にしていただけると良いと思います。歯周病はもちろんのこと、お口に関する悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2014.3に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊藤 公二 院長 MEMO

  • 出身地:新潟県
  • 趣味・特技:ダイビング、スキー、ゴルフ
  • 愛読書・本:ミステリー
  • 好きな映画:ダン・ブラウン原作作品
  • 好きな音楽・アーティスト:オールジャンル
  • 好きな場所・観光地:沖縄

グラフで見る『伊藤 公二 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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