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今井 大 院長

DAI IMAI

「ここへ来てほんとうによかった」と思っていただける、すべての人にやさしいクリニックに。

順天堂大学医学部卒業。同大学整形外科に入局。2014年に『麹町リバース 今井整形外科クリニック』を開設(東京メトロ有楽町線「麹町駅」より徒歩2分、JR総武線・東京メトロ丸の内線「四ツ谷駅」麹町より徒歩7分、東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」より徒歩7分)。

今井 大 院長

今井 大 院長

麹町リバース今井整形外科クリニック

千代田区/麹町/麹町駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●漢方内科

西洋医学と東洋医学のコラボレーション

今井 大 院長

医師を志したのは8歳の時でした。私の両親は鍼灸師で、もともとここは、1階から3階まですべて鍼灸治療院だったのです。当時は鍼灸師が30人いたくらいで、規模としては有数のものだったと思います。私は幼心に「ここを継ぎたい」と相談したところ、「あなたはお医者さんになりなさい」と両親から勧められました。職人の世界ですからね、年が若いと誰もついてこない。だったら同じ医療の道で、医師を目指しなさいということで、以来、まっすぐにこの道を歩んできたのです。
整形外科を選んだのは、鍼灸との関わりが最も濃いと思われたのが1つ。それから、この科の特性として、患者さんとの距離が近いことがありました。整形外科の患者さんは、身体のどこかに問題を抱えていても心が元気なものですから、対等の立場でお話が出来ますし、感謝の伝え方もストレートなんですね。もちろん、その逆もしかりですが、コミュニケーションをはかりながら一緒にゴールに向かっていける点を魅力と感じたのです。
『麹町リバース 今井整形外科クリニック』は2014年に開院いたしました。開業にあたっては1階と2階をクリニックのスペースとさせてもらい、3階を鍼灸治療院という造りにしました。鍼灸に訪れる方は何かしら整形外科的なお悩みを抱えていることが多く、必要な場合、クリニックでレントゲンを撮り、治療をおこなうケースもあり、その逆もまたあります。改装にあたって鍼灸治療院では珍しい、1つひとつを個室とし、現代的な造りとしたのも好評のようです。

オフィス街の整形外科ならではの特徴

今井 大 院長

この辺りはオフィス街なものですから、患者さんは30代から60歳くらいまでのお勤めの方が多く来医院されます。
若い方の訴えで多いのは、いわゆるストレートネックに由来する首痛や肩こりです。本来、首の骨は真っすぐではなく彎曲(わんきょく)しているものなのですが、ノートパソコンやスマホの使用で前に傾いた体勢が長期間続きますと、首の反りがなくなり、真っすぐに近い状態になることがあります。それによって首周辺の筋肉に張りが生じ、首痛や肩こり以外に、手足のしびれ、腰痛などの症状が起こるのです。これがもう少し年齢を経てくると、今度は頚椎症性神経根症(けいついせいしんけいこんしょう)という病気が疑われるようになります。この病気は症状はストレートネックと似ていますけども、加齢に伴う頸椎の変成によって症状が起こるものなのです。
また最近は、ジョギング等、スポーツに親しまれている方が多く、それが元で膝を傷める方が少なくありません。これは一般の整形外科でよく見られるような、ご高齢の方の膝痛とは要因が異なります。加齢で骨が変形しているわけではありませんから、治療をすることによって大半の方が改善に向かいます。ただし、治ったからといって油断はしないで、適度な運動を心掛けていただくのが肝要です。

わかりやすく丁寧に、しっかりと伝わるように

今井 大 院長

わかりやすく、丁寧な説明となるよう心掛けています。その際、ただこちらからお話するに終わらず、その方が納得出来ることが重要です。要するに、「空気を読む」ということでしょうか。お顔を見て話していれば、その人にしっかり内容が伝わっているのか、あるいは、私がおすすめしている治療法に合点がいっているのかどうかは感じれるもの。患者さんには様々なニーズがあります。その方が内に抱えた思いを引き出し、それと折り合いを付けて治療の方針を決めていけるように心掛けています。

当クリニックではまた、漢方の処方をおこなっています。いわゆる西洋薬に抵抗のある方もいらっしゃいますから、その際は変化球としての漢方を処方させていただいています。ただし、あくまで科学的な根拠に基づいた診断と治療が基本であり、漢方はそれを補なう補完治療と位置づけています。

残り50点を埋めるリハビリテーション

都内でこれだけの規模を誇るリハビリスペースは珍しいかもしれません。この広さがあることでさまざまな機器が設置出来ることになり、当クリニックの患者さんはもちろんのこと、近くの順天堂大学からもリハビリテーションの患者さんが大勢いらっしゃっています。
勤務医時代、先輩から、「医者が介入してたどり着けるのは、どれだけ上手くいったとしても50点」と教えていただきました。残りの50点は、ご本人の努力も含め、リハビリテーションに懸かっていると。まさに仰る通りだと思うんですね。こちらでもセラピストと密接なコミュニケーションをとり、段階に応じた適切なリハビリテーションをおこなっています。
皆さんはセラピストに、運動療法士と作業療法士とがあるのをご存知でしょうか。2つの資格はそれぞれ専門性が異なり、前者はどちらかと言えば身体全体の運動機能を回復することに特長があり、後者は“作業”、つまり手の動き等を回復させることに特長があります。クリニックとしては、その両方の人材をさらに充実させ、トータルに優れたリハビリテーションをおこなっていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

何かお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。適切な診断をおこない、おひとりおひとりにとって最も良い治療を提案してまいります。整形外科はクォリティー・オブ・ライフを司る分野です。皆さんが毎日を明るく元気に過ごしていただけるよう、精一杯のお手伝いをさせていただきます。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

今井 大 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:中国の古代史・日本の戦国史(三国志検定資格)、スキー
  • 好きな本:水滸伝(北方謙三)
  • 好きな映画:ショーシャンクの空に
  • 好きな言葉:努力
  • 好きなアーティスト:長渕剛、徳永英明
  • 好きな場所:箱根

グラフで見る『今井 大 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION