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中澤 英樹 院長

HIDEKI NAKAZAWA

病気の早期発見・早期治療をめざし、最新の医療技術と設備で正確な診断を実現。

札幌医科大学卒業後、虎の門病院で内分泌外科を専門に診療を行う。2004年に内幸町駅近くの日本プレスセンタービル内に開業。

中澤 英樹 院長

中澤 英樹 院長

中澤プレスセンタークリニック

千代田区/内幸町/内幸町駅

  • ●外科
  • ●内科

甲状腺ガンの患者さんを支え続けたい。

中澤 英樹 院長

大学紛争さなかの札幌医科大学に学び、卒業後は虎の門病院へ。その後33年にわたって、内分泌外科を専門に診療して来ました。このビルにクリニックを構えることになったのは、プレスセンターに親交のあった友人との会話がきっかけです。ある時ふいに、「定年後はどうするのか?」と問われたんですよ。私が専門とする乳ガン・甲状腺ガンの患者さんは、手術後も長きにわたって定期的なチェックが必要。定年して虎の門病院を去ることになっても、自分のクリニックで診療が続けられる…と考えたわけです。当時の日本プレスセンタービル内には医療機関がなかったこと、そしてちょうどこのスペースが空くというタイミングもあって、2004年に『中澤プレスセンター クリニック』を開業しました。

リラックス空間と最新の医療設備を備えたクリニック。

中澤 英樹 院長

クリニックを開院するにあたってのコンセプトは、医療機関らしくない施設にすることでした。乳ガンの患者さんなど女性が多く来院されることが予想されましたから、待ち合いロビーにはソファーやダイニングセットをゆったりと配し、心身ともにリラックスしていただけるような雰囲気づくりを心がけました。一方、診察室やレントゲン室はプライバシーに配慮した個室になっていますから、患者さんには緊張することなく、安心して診療を受けていただきたいですね。

こうした環境と最新の医療設備を備えた当クリニックは、私がこれまで培ってきた経験をいかして乳腺及び内分泌外科を専門にしていますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の専門外来や一般診療も行っています。ふだんの生活のなかで体の不調を感じることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

乳ガン・甲状腺ガン医療にかける情熱。

中澤 英樹 院長

ピンクリボン運動の趣旨に賛同する当クリニックでは、マンモグラフィーと超音波診断装置(エコー)を使って、乳ガンを早期に発見するための検査を行っています。欧米に比べて大変低い受診率を危惧していますが、若い女性の方にこそ関心を向けていただきたいですね。早期に発見して乳ガンの手術を受けたとしても、やはり心配になるのがガンの再発。10年間再発の兆候が見られなければ一段落と言われますが、その後も定期的に経過観察を続けることが必要なのだと感じています。
一方、甲状腺ホルモンをつくる役割を担う甲状腺のガンは、ゆっくりと進行するのが特徴。自覚症状がないまま過ごされる方も多いのですが、症状によっては甲状腺を全て摘出することがあります。手術後は、ホルモンを補う薬を生涯飲み続けなければなりません。こうした理由によって、乳ガン・甲状腺ガンの患者さんともに、長いお付き合いになるわけです。何よりも患者さんのお話をしっかりと聞いて、患者さんの不安や悩みに寄り添った診療を心がけたいと思っています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療にも尽力。

寝ている間に大きないびきとともに呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、夜間の睡眠が妨げられることによって日常生活にさまざまな支障をきたします。家族からのイビキの指摘や日中の眠気、倦怠感といった自覚症状がみられるSAS患者さんの多くは、高血圧・脳卒中・脳梗塞などのリスクが高まることも分かって来ました。
当クリニックでは虎の門病院との連携のもと、SASの外来を行っています。太っている方が体重を減らすことで症状が軽減されるケースもありますが、多くの場合は治療器の力を借りて、睡眠の質を改善する必要があります。当クリニックでは、ホース・マスクを通して患者さんの気道に空気を送り、睡眠中の無呼吸やいびきを軽減するCPAP(持続陽圧呼吸療法)装置を使った治療を行っています。夜間にぐっすりと眠り、スッキリ目覚められることから、高血圧の患者さんの数値が改善されたという報告もあります。これまで男性の患者さんが多かったSASも、女性のSASについても関心が高まってきており、今後は女性患者の増加が予想されます。ご自分のいびき・睡眠の質が気になる場合には、ぜひお早めにご相談ください。

これから受診される患者さんへ。

乳ガン検診について国は2年に1度の受診を推奨していますが、30歳を過ぎた女性にはぜひ、毎年の受診をお勧めしたいですね。乳ガンは、ご自身で見つけることができる唯一のガンです。お風呂に入って体を洗う際、乳房のマッサージするようにして、しこりの有無を確認してみてください。何よりも、早期発見・早期治療が大切。少しでも不安を感じることがあったら、迷うことなく受診していただきたいと思います。今後も近隣の皆様のホームドクターとして、きめこまかく、思いやりある診療を心がけて参ります。

※上記記事は2014年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中澤 英樹 院長 MEMO

  • 出身地:北海道
  • 趣味・特技:ハイキング、海釣り
  • 好きな映画:ローマの休日
  • 好きな言葉・座右の銘:男はタフでなければ生きては行けない 優しくなければ生きる資格がない
  • 好きな場所・観光地:山(剣岳・金時山など)

グラフで見る『中澤 英樹 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION